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 「国内ダンス留学@神戸」の参加者の卒業後の活動を考える場として始動します。

 企画の構造としては、国内外にて第一線で活躍している振付家を招聘し、卒業生はダンサーとして作品制作に取り組むことをベースにして、年毎によってアプローチを変えながら、強度のあるダンス作品の制作を目指します。そして、少しでも多くの魅力的なダンサーを輩出することも狙いの一つです。

 第1回目の今回は、イデビアン・クルーの振付家・井手茂太さん(東京在住)を招聘いたします。井手茂太さんは、1995年に自身のカンパニー<イデビアン・クルー>を主宰、2015年で結成20周年を迎えます。既存のダンススタイルにとらわれない自由な発想で、日常の身振りや踊り手の個性を活かしたオリジナリティ溢れる作品群を発表。同時に、日本の様々な地域の一般の人々とダンス公演をつくり、また演劇や音楽などの異ジャンルのアーティストとのコラボレーションも数多く実施しています。今回は、久しぶりの<関西>での作品制作・上演となります。

さらには、強力な個性と存在感を放つ新長田の方々も出演者としてお招きして実施いたします。これまで、dBでは、ダンスという表現におけるプロのダンサーの仕事や、そしてプロではない人が踊ることによって立ち上がってくるダンスに着目したプログラムをつくってきました。今回の公演では、その両者が一つの舞台で共にある状況をつくり、それぞれ両者がもつ異なる強度や硬軟が混在していくような時間をつくれたらと考えています。

6月8日から作品制作を開始し、7月4日(土)・5日(日)本番と、約1ヶ月の滞在制作作品となります。当サイトで、日々の稽古の模様、出演者の横顔など、アップしていきますのでご覧ください。

日々踊る人の身体や職人の身体など、様々な生活の時間や歴史がつまった身体が入り混じった、新長田だからこそできる舞台を目指します。どうぞご期待ください!

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